【大学紹介】メリーランド大学(UMD)
はじめに
こんにちは!
現在、メリーランド大学(University of Maryland, College Park)に通っている留学生です。
今回は、
- 留学先を探している人
- アメリカの大学生活に興味がある人
- 東海岸が候補に入っている人
に向けて、私が実際に通って感じたリアルをまとめます。
メリーランド大学ってどんな大学?
メリーランド大学(UMD)は、アメリカ東海岸・メリーランド州にある4年制の総合公立大学です。正式名称は University of Maryland, College Park。
メリーランド州は首都ワシントンD.C.の隣にあり、大西洋にも面している州です。
UMDは規模が非常に大きく、学部生・大学院生を合わせると生徒数は40,000人以上。いわゆる「ザ・アメリカの大規模州立大学」です。

学生の比率としては、
- 約76%がメリーランド州民
- 約24%が州外・留学生
となっていて、留学生も一定数いる印象です。
留学生向けのサポート体制も整っており、困ったときに直接相談できるだけでなく、メールやオンラインチャットで留学生課に相談できるのも安心ポイントです。
そして地味にありがたいのが、ワシントンD.C.が近いこと。ビザやパスポート関連で何かあったときも、大使館が近いのは心強いです。
立地が魅力的
UMDの最大の魅力は、何と言っても立地だと思います。
学校からワシントンD.C.までは、学校のバスと電車を使って30分ほどで行けます。
ワシントンD.C.といえばアメリカの首都。ニューヨークやロサンゼルスのような「キラキラ都会感」は少ないかもしれませんが、観光スポットも多く、行くたびに楽しめます。
例えば、
- 歴史的な記念物
- 国立の博物館(Smithsonian)
- 国会議事堂やホワイトハウス周辺
- 政府機関が並ぶ街並み
- おしゃれな街 Georgetown
など、見どころがたくさんあります。
Smithsonian系列は11の国立博物館が無料なので、暇な日にふらっと行けるのも魅力です。Georgetownなどのカフェに勉強しに行く学生もいます。

キャンパスの雰囲気と施設
UMDのキャンパスは本当に広いです。初めて来たときは、どこからどこまでが学校の敷地なのか分からず、少し困惑しました。
南側から北側へ歩くだけでも、40分ほどかかります。
そして施設がとにかく充実しています。
- 図書館が6つ
- ジムが2つ
- 大きいプール&サウナ
- ミニシアター
- ボウリング場とビリヤードコート
- アメフト場、バスケコート
- 学校の農場
などなど。。
4年間通っている人でも、一度も入ったことがない建物が山ほどあるくらいです。

食堂は全部で3つあり、すべてビュッフェ形式です。
アメリカンはもちろん、イタリアン、和食、中華、インド料理、スイーツまで揃っています。
ただし、ついつい取りすぎてしまうのが悩みどころです。
いわゆる Freshman 15(大学1年で15lb太る現象)が実現してしまう環境だと思います。
寮生向けのDining planだけでなく、寮に住んでいない学生でもCommuter planを買えば食堂を利用できます。
さらにキャンパス内にはカフェやStudy Spaceも多く、必ず自分のお気に入りスポットが見つかると思います。
イベントやエンターテイメントの中心となる Stamp Student Unionには、ファストフード店に加えて Maryland Dairy(大学独自のアイスクリーム屋さん)なども入っており、いつも賑わっています。
授業・勉強面のリアル
授業スタイルは、大きく分けて
- 大人数の講義
- 少人数のクラス
があります。
特に1〜2年生の一般教養や、Pre-requisites(必須科目:BusinessならEcon101のような授業)は、200〜300人規模になることもあります。
ただ大人数クラスの場合でも、多くの授業では週に1回、TA(Teaching Assistant)が補足や質問対応をしてくれるDiscussionセッションが別で用意されています。
また、学年が上がって、300番・400番台の授業になってくると、自然と少人数になっていきます。
UMDは Business / Engineering / Computer Scienceなどの分野が有名ですが、特にビジネススクールは設備や卒業生のネットワークも整っていて、イベントも多い印象です。

有名企業の人を招いたセッションやネットワーキングイベントも毎日のようにあり、授業以外でもキャリアアップができる環境が整っています。
教授もさまざまな経歴を持つ人が多く、授業の中で実体験を交えた話をしてくれることも多いため、とても面白いです。
またD.C.が近い立地を活かした大使館見学や、メリーランドの首都Baltimore(Under Armour本社など)への見学、そして同じ東海岸のニューヨークでのWall Street見学などのイベントも開催されていて、学びの幅が広がります。
ビジネス系の専攻を考えている人にとっては、実践的な内容やキャリアに繋がる機会が多い大学だと思います。
学生生活について
UMDの学生生活は、「アメリカの大学といえばこれ!」たくさん詰まっています。
UMDには800以上のクラブがあり、1年を通してイベントもたくさんあります。
特にアメフトの試合の日は、卒業生も含めてみんなが団結して、いわゆる Maryland spiritを感じる日になります。
アメフト以外にも、バスケ・サッカーなどさまざまな競技が盛んです。

そしてUMDはUnder ArmourやPepsiのスポンサーがついているため、学校グッズのTシャツなどは基本的にUnder ArmourやPepsi商品です。
スポーツイベントに行くと、学校の大人気マスコット **Testudo(亀)**にも会えることがあります。大人気なので、写真が撮れたらラッキーです!
留学生としての友達作りも、秋学期には新入生向けのウェルカムイベントが多く、ほぼ全員が友達を探している雰囲気なので、積極的に参加すれば留学生でも問題なく友達を作ることができると感じました。
また、UMDは編入生も多い大学です。メリーランド州内のコミュニティカレッジから2+2で編入してくる人や、州内・州外の4年制大学から2年次で編入してくる人もそれなりにいます。
そのため、編入生向けのイベントや、キャンパス外に住んでいる学生(Commuter)向けのイベント、留学生向けのイベントもあり、自分と似た境遇の人を見つけやすい環境だと思います。
クラブや交流の機会が多い分、積極的に参加して自分に合うコミュニティを見つけるのがおすすめです。

お金と生活のリアル
授業料・住居費
UMDの授業料は年間で約 $41,974 です。
「高い!」と思うかもしれませんが、私立大学に比べると州立なのでまだ抑えられている方かもしれません。
住む場所によって生活費も変わりますが、
- 寮:年間 $8,000〜$10,000
- 学校近くの学生アパート:月 $800〜$1,300
といったイメージです。
何人かで家を借りてルームシェアすると、もう少し安く抑えられることもあります。
また、自炊をしたり、学校のイベントに参加してFree Foodをもらったりすると、費用を比較的抑えることができます。
気候について
メリーランドの気候は、夏は湿気が多くてジメジメしています。一方で冬はしっかり寒く、雪もそれなりに降ります。体感としては、日本の仙台あたりの気候に近いかもしれません。

季節の変化がはっきりしているので、秋は特に過ごしやすく、春は100年以上前に日本が桜の木をプレゼントしたことがきっかけに始まった、National Cherry Blossom FestivalがD.Cで開催されます。ぜひ足を運んでほしいイベントです!
生活のしやすさ
UMDのキャンパス周りは郊外の雰囲気ですが、生活に必要なものは一通り揃っています。スーパー、レストラン、カフェ、ファストフード店などもあり、さらにバスで10分ほど乗るとモールもあります。
都市すぎず田舎すぎず、学生にとって暮らしやすい環境だと思います。
番外編|メリーランド大学の文化
UMDの象徴とも言われているのが、キャンパスで一番大きい図書館 McKeldin Libraryの前にあるTestudoの銅像です。
この銅像の鼻を撫でると幸運が訪れると言われています。

そしてテスト前になると、銅像の前にお供物が置かれるようになるのですが…
- お酒
- パソコン
- 食べかけのドーナツ
- まさかの生魚?!
など、かなりカオス。
でもこれがUMDの伝統です。
メリーランド大学はこんな人におすすめ
UMDは、特にこんな人におすすめです。
- 大規模大学で刺激を受けたい人
- アメリカらしい大学生活を送りたい人
- D.C.近くでインターンやイベントのチャンスを広げたい人
規模が大きい分、環境も人も多様で、視野を広げつつ挑戦できることがたくさんあります。
まとめ
メリーランド大学(UMD)は、立地・規模・施設・学生生活の充実度など、総合的に見てとても魅力的な大学だと思います。
この記事が、留学先を探している方の参考になれば嬉しいです!

