アメリカでの公共交通手段のリアル
初めに
アメリカに留学すると、日常生活や通学で公共交通機関を利用する機会が多くあります。しかし、日本とは仕組みや使い方、アクセスのしやすさが異なるため、最初は戸惑うことも少なくありません。この記事では、留学生が主に利用するアメリカの公共交通機関であるバスとBARTについて、チケットの購入方法や乗り方、注意点を中心に解説します。合わせて、番外編として公共交通機関ではないものの、移動手段として利用されることの多いスクーターや自転車、配車サービスについても紹介します!
主な公共交通機関の種類
留学生が日常生活で主に利用可能な公共交通機関は、以下の2つです。
- バス :自宅から学校、スーパーなど、地域内を細かくカバーしています。そのため、日常的な短〜中距離の移動に使われます。
- BART :近隣都市への移動や空港へ行く際など、広い範囲を移動する場合に使われます。
バスやBARTなどの交通手段は、それぞれの利用方法が異なりますが、支払い手段には共通点もあります。以下では、まず個々の説明に移る前に、これらの交通機関で共通して使われている支払い方法について解説します。
▶︎サンフランシスコにおいての交通系ICカード(Clipper)

- Clipperとはサンフランシスコ・ベイエリアの交通運賃支払いシステムです。バスやBARTはもちろん、その他にも多くの交通機関で利用することができます。Clipperカードの作成には3つの方法があります。
・スマートフォンへのインストール(Apple Wallet/Google Wallet)
・オンライン注文(プラスチックカードが直接郵送される)
・最寄りの小売店、券売機、有人店舗での購入
⭐︎特に実際にカードを作る希望がない場合は、スマートフォンでのインストールが一番簡単で最短の作成方法になります。作成には2分もかからず、証明書等も必要ありません!
▶︎バス

◯County Connection
→County ConnectionはDVC周辺を含むコントラコスタ群内を広くカバーしている路線バスです。自宅から学校、スーパー、ショッピングセンターなど、日常の中で利用する場面が多く、留学生にとって最も身近な公共交通機関の一つです。
- 💲料金
Clipperを使用するか、現金を使用するかによって変わります。基本料金はClipperの場合は片道(Single Ride)で$2.00、現金の場合は$2.50となっています。但し、現金の場合はお釣りが返ってこない為、コインを用意しておく必要があります。尚、乗り換えはClipper決済の一回のみ(初めの乗車から2時間以内)は無料で適用されます。
詳細は公式サイトにて情報がありますので、必要に応じて確認してみてください。
- 乗車・降車方法
バスの乗車時に支払いを行い、降車の際には目的地の手前で、黄色い紐を引くと運転手に停車要求することが可能です。
※路線図はコチラ
⭐︎他にもコントラコスタ郡内での運行、空港まで直行のバスも運行しているので、気になった方は調べてみてください🔎
▶︎🚈電車

◯BART
→BARTは、ベイエリアの主要都市や空港を結ぶ鉄道型の公共交通機関です。サンフランシスコ方面や空港への移動など、比較的長距離の移動に利用されることが多く、留学生にとっても重要な交通手段の一つです。
- 💲料金
Clipper、又は非接触型クレジットカード、デビットカード(モバイルも可能)での支払いが可能で、現金での支払いはできません。運賃は乗車距離に応じて決まる仕組みになっており、バスとは異なります。目的地別の運賃はコチラから確認してみてください✨
- 🚉乗車・降車方法
BARTの駅では、日本と同様に改札でカードや決済端末をタッチして入場します。また、降車時にも再度タッチして出場します。
⭐︎BARTの路線図は時間帯によっても変化します。
⭐︎Diablo Valley College周辺の駅は、Pleasant Hill/Concord/Walnut Creekになります。
※詳しくはコチラからチェック🔎
番外編
ここまで、公共交通機関であるバスとBARTについて説明してきました。最後に番外編として、公共交通機関ではないものの、留学生が日常生活の中で利用することの多い移動手段について簡単に紹介します。
- スクーター
Electric Scooterは短い距離を素早く、簡単に移動できる手段です。サンフランシスコのベイエリアではシェア型のスクーターが利用できますが、それ以外の地域ではシェアサービスが多くは見られないため、多くの場合は自費で購入して利用する形になります。スクーターはオンラインでも購入可能で、価格は種類によりますが、安価なものであれば約$120程度から購入できます。
- 自転車
自転車も簡単に移動でき、スクーターより長く、ハードな道も移動することが可能です。主要都市以外の地域ではシェアサービスが少ないため、購入して利用するケースが一般的です。オンラインでの購入や、実店舗での購入も可能なので、様々な自転車を比較してベストな物を選ぶことができます。
- 配車サービス
◯Uber/Lyft
UberやLyftはスマートフォンのアプリを使って車を呼ぶ配車サービスです。公共交通機関ではありませんが、荷物が多いときや夜遅い時間帯など、バスやBARTの利用が難しい場合に使われることがあります。これらは、路線や時刻表に縛られず移動できる点が特徴ですが、料金は距離や時間、混雑状況によって変動するため、利用前にアプリ上で確認することが重要です。
⭐︎これらの移動手段は公共交通機関ではありませんが、状況に応じて使い分けることで、日常生活をより快適にすることができます。
まとめ
<全ての交通手段の比較表>
| 項目 | バス | BART | スクーター | 自転車 | 配車サービス |
| 料金 | ◎ | ◯ | △※物によっては高額 | △※物によっては高額 | △※距離による |
| 長距離移動 | ◯ | ◎ | × | △ | ◯ |
| 使える時間帯 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | △ ※時間によっては配車が少ない |
| 安全性 | △ ※時間や地域によっては注意が必要 | ◯ | △ | △ | ◯ |
| 手軽さ | ◯ | × ※駅によっては最寄りまで距離がある | ◎ | ◎ | ◎ |
| コスパ | ◯ | ◯ | ◎ ※1度購入すれば、通年で使用可能 | ◎※ 1度購入すれば、通年で使用可能 | ◯ |
⭐︎アメリカでの生活では、移動手段をどのように選ぶかが日常の過ごしやすさに大きく影響します。バスやBARTといった公共交通機関、その他の補完する交通手段の仕組みを理解しておくことで、通学や買い物、長距離移動時の不安を減らすことができます。
本記事の内容が、交通手段を使いこなすためのヒントとなり、皆さんのアメリカ生活を少しでも便利に、レベルアップするきっかけになれば幸いです!

