コミュカレの准学士号 Associate Degreeとは？
なおコミュニティカレッジで取得できるAssociate Degreeについてまとめてみました。
Associate Degreeとは
Associate Degreeとは准学士号という二年制大学で得られる学位です。
カリフォルニアのコミュニティカレッジでは、カレッジ側が課しているメジャーごとの必須科目を取り、メジャーによりますがIGETCを完了させることで取得できます。
大きく文系のAssociate in Arts (AA)と理系のAssociate in Science (AS)に分けられます。
取得するメリット&デメリット
編入予定のない方は、自分のメジャーでコミュカレの卒業資格を得るためにも取得必須となりますが、四年制大学へ編入し、学士号を取得・卒業できた場合、准学士号の必要性はほぼなくなります。しかし、とっておくことにもメリットがあります。
最大のメリットが最終学歴は確実にコミュカレになることです。編入後に不慮の事態で留学が続けられなくなっても、高卒にはならないのでその後のキャリアにおける安心材料になります。実際に、四年制大学に編入するも家庭の事情で卒業はできなかったけれど、准学士号とコミュカレ卒業という経歴が残ったため、就活の役に立ったという方もいます。
デメリットとしては、授業が増える分、労力が増える可能性があり、DVCのようにコミュカレの学費が授業数に応じる場合は相じて費用も増える可能性があります。
ただし、大体のメジャーではAssociate Degreeの必須科目がIGETCや編入のRequirementsとかぶっていることも多いので、検討してみて損はありません。
Associate Degreeの取得に向けた履修計画
DVCでは “DVC Degrees and Certificates” で検索するとメジャーごとの准学士号の必須科目が確認できます。確認方法は以下にあります。
１）スクロールして自分のメジャーを選ぶ
２）Catalog Informationを開いて、必須科目と科目の詳しい説明を確認
３）Course requirements mapを開いて、必須科目を図で確認
４）Recommended course sequence map
Degreeを取得しつつ、州内の四年制大学に進学する際のサンプルの履修計画を閲覧できます。ただし、最低限の60単位きっかりで構成されているため、メジャーや志望先によっては現実的に有効と言えないかもしれません。
InSiteでの確認方法
InSiteのホームから、Education Plan、My Progressへと進むとAssociate Degree取得とコミュカレ卒業資格に向けた進捗状況が確認できます。スクロールしていくと前半にIGETC、後半にメジャーのRequirementsの履修状況を見ることが可能です。
まとめ
コミュカレ卒業を目指す方はもちろん、准学士号の取得は安心材料としても大きいので編入のRequirementsに余裕のある方もぜひ取得できるか確認してみてください。
