新入生必見! メジャー別、編入のための課外活動 <CSメジャー編>
I. 課外活動とは?
→学校内外問わず、学業以外の活動で、学生の人としての成長に役立つような活動のこと。
→この活動での経験をPIQなどで書いたりすることが多い!
つまり、課外活動に対する理解はコミカレ生にとって編入を目指す上で非常に重要!
※PIQについての詳しい説明は別の記事に記載しているのでそちらを参考にして下さい。
https://ryugaku.entama.jp/2022/04/transfer-to-the-uc/
この記事では主にComputer Scienceを専攻している人で、編入のための課外活動を何かしたいけど何をしたらいいのかがわからない人に向けて学校内外でのおすすめの課外活動を紹介しています。
II. 学校内でのおすすめ課外活動
まず初めに挙げられるのが、DVCにあるCS関連のクラブに入ることです。
クラブに入るメリットとしては、次のようなことがあります。
- PresidentやVice President, Officerなどの役職に就くことで、クラブの中心的役割を担い、リーダーシップや発想力、専攻に関する学びも深めることができ、非常にいい経験ができることが期待できる
→PIQを書くうえで、強い要素になる! - クラブに入ることで、自分の専攻と近い友達を作る機会が増える
→情報共有や授業に関する質問もできて良いライバルと出会える!
DVCのComputer Scienceクラブ
Google Developer Student Club
このクラブはDVCのComputer Science系のクラブでも最も大きなクラブと言えるもので、毎週のGeneral meetingに加えて、各学期に一度のハッカソンの開催などを行っています。人気が高いがゆえに競争率も激しいのでOfficerなどになることが難しいかもしれません。しかし、いずれかの役職につければ、PIQにおいて強力な経歴になること間違いなしです。
インスタのアカウントリンク: https://www.instagram.com/gdsc_dvc/
DVC Women in Computer Science
このクラブは主に女性メンバーから構成されるクラブで、男性に比べると数が比較的少ない女性のTech系メジャーの人が参加しやすいクラブになっています。もちろん男性も参加可能で、実際に、VPのなかで男性メンバーが数名います。
インスタのアカウントリンク: https://www.instagram.com/wics.dvc/
しかしながら、クラブ活動に入るに知っておくべきことがいくつかあります。
- 応募から面接、さらにはその先の活動まで全て英語でのコミュニケーションになるのでなかなかハードルが高い
- 毎週の活動やミーティングなどに一定時間のCommitmentが必要になるので、忙しい時期でのクラブの参加はGradeにも影響を及ぼす可能性があるので注意
そこで他におすすめの学内課外活動として、自分の専攻に近い科目(CS専攻ならComputer ScienceやPhysics, Mathなど)のチューターになることが挙げられます。チューターになることで自分の専攻に対するさらなる理解が得られるのに加えて、給料(時給17ドル)も発生するので一石二鳥となること間違いないです。
さらに、チューターでの活動はPIQでも書くことができるので多くのメリットがあることがよくわかります。実際に過去の先輩でもチューターの経験についてのEssayを書いている人もいるので、とてもおすすめの課外活動です!
III. 学校外でのおすすめ課外活動
自分自身で or 友達とアプリ開発やWEB開発をする
CSメジャーの多くの人がアプリやWebサイトの開発に取り組むと思うので、他とは異なる斬新な内容の開発や、その開発でどんなことを学んでいるのかを明確にしながら取り組むとPIQだけでなく、その先のインターンや就職も有利にすることができると思います。
インターン
インターンですが、これも多くのCSメジャーの人が一度は経験すると思います。最初のうちは企業の規模関係なくいろいろなインターンに参加して、最終的には自分のキャリアアップにつながるようなインターンに参加するとより大きな企業でのインターンの選考や就職にも有利になります。
インターンを探す際にとても役立つWebサイトやインターンの募集情報が細かくまとめられたスプレッドシートがあるのでこちらも是非活用してみて下さい。
「Kotonaru」
「魔法のスプレッドシート」
競技プログラミング
課外活動として、競技プログラミングの実績を使うこともできます。実際の大会で好成績を残したり、高いレート数を維持するとアルゴリズムにおける強力なスキルを持っていことの証明になるのでこれもPIQだけでなく、インターンや就職にも活かすことができます。
競技プログラミングのサイトは大きく分けて
・AtCoder
・LeetCode
の二つがあります。
AtCoderは日本語がメインで、日本語の解説があるのに対して、LeetCodeでは全て英語表記となっている上で低い難易度で設定されている問題でも複雑なものもあり、最初に取りかかるには少しハードルが高めなイメージがあります。一方で、AtCoderは問題のレベルの幅が広く、初心者でも取り組みやすくなっています。
AtCoder
LeetCode
オンライン学習サイト
Recursion
また、競技プログラミングとは別にオンライン学習サイトもあり、このRecursionでは基本的なComputer Scienceのコースはもちろん、その先のアルゴリズムやデータ構造からなどを含めた応用的なコースまで幅広く網羅しています。これを利用して授業の予習やもっと先の授業の内容の先取りまですることが可能です。
さらに、有料プランではチーム開発機能が使え、1ヶ月半、3人で取り組む本気のプロジェクトとなっています。実務未経験から開発スキルを身につけて、ソフトウェアエンジニアとして活躍する準備ができます。
CTF
競技プログラミングと似たもので、CTF(Capture The Flag)と呼ばれるものがあります。これは、情報セキュリティの技術を競い合うコンテストになります。情報セキュリティと言っても、プログラミング(Pythonなど)や基本的なネットワークの知識も求められるので、総合的なITの知識を身につけることができます。
競技プログラミングと似たもので、CTF(Capture The Flag)と呼ばれるものがあります。これは、情報セキュリティの技術を競い合うコンテストになります。情報セキュリティと言っても、プログラミング(Pythonなど)や基本的なネットワークの知識も求められるので、総合的なITの知識を身につけることができます。
IoT開発(ロボット開発)
最後に挙げられるのがロボット開発などのIoT開発です。ロボットの他にもドローンや、ゲーム機、楽器なども作ることができます。授業で習ったことを活用して実際に自分でコードを書き、モノを動かすという経験ができます。この経験がCSメジャーにとっては非常に大事になります。
ハードウェアを取り扱うので生じうるエラーが多く、それにどう対処して改善したのかというプロセスが大事になり、この経験もPIQで書く上で役に立つでしょう。
IV. 最後に
最後に、いろいろな課外活動を紹介した上で注意しなければいけないことがあります。
それは、、、
たくさん課外活動をやれば最終的になんとかなるだろう
という考え方で、これはよく新入生が陥りがちな誤った考え方です。
CSの例ではありませんが、あのUCBのHaasにたったの9個だけの課外活動(最大20個中)しか書かなかったにも関わらず合格をもらった先輩も見てきました。
Essayのための課外活動において一番大切なことは、ただやるだけではなく、自分の成長につながるような活動にすることです。
この考え方を持って普段から活動に取り組んでいると、自然と最後には中身の詰まった濃い体験となり、PIQにもその活動でどう自分が成長したかを明確に書くことができると思います。
またそれだけではなく、自分が所属したコミュニティを通じて得た価値観や新しい人との出会いなど、様々なものが課外活動では得られます。
CSメジャーにとっては高いGPAはもちろん必要だが、周りと差がつく課外活動の経験があるとより一層編入に有利になります。自分がいいなと思ったコミュニティや活動があれば積極的にチャレンジしましょう!