DVC Physics 攻略
始めに
今回は、CSやPhysicsメジャーの方向けに、DVCで取れる大学レベルの物理の攻略法について書いていきます。
コミカレでならう物理は、日本とは教え方が違ったり、公式を丸暗記させるだけだったりします。
4年生大学に行ってからも使える知識をつけるため、また確実に物理でAをとるために、
物理は、どの授業をどの順で取ればよいのか、どのように勉強すれば良いのかなどを、ご紹介します。
物理で失敗できない方は、必ず目を通しておきましょう。
※今回の記事は、PHYS-130以上の物理受講者を対象とした記事になります。
物理の取れる順番
Prerequisiteとはの記事で詳しく解説したように、物理には取れる順番があり、全てを同時に取ることはできません。
それでは、皆様が取るであろう物理の取れる順番を書いていきます。(カッコの中身は単位数)
- PHYS130(4) -> PHYS230(4) -> PHYS231(4)
(高校物理を受けた人は、DVCでPHYS-130から取れます。詳しくは:Prerequisteとは)
この順番を飛ばすことはできません。
つまり、PHYS-231が必要な人は、最低でも3セメスター必要になります。
授業組みの時は、気をつけてください。
各授業に関して
次に、各物理の授業がどのような内容を勉強するのか紹介していきます。
これは、知っていると事前に準備できるので、是非知っておきましょう。
また、日本語で勉強できる本も紹介していきます。
ちなみに、授業内容とほぼ同じ内容が日本語で書かれています!
僕も、日本語の本で勉強して授業に臨みましたが、かなり勉強の助けになりました。
できれば買い揃えておきましょう。
PHYS-130
内容: 専門物理範囲の力学
感想: 高校物理の力学の範囲を、微積を利用して勉強します。大学受験で、トップレベルの大学を受験した方なら、知ってるかもしれません。
本: マセマ「力学キャンパス・ゼミ」
しっかり微積で解く物理に慣れておきましょう。
今後の物理はほぼ数学になってきます。
PHYS-230
内容: 専門物理範囲の熱力学(熱力学第二法則まで)、電磁気学
感想: 高校物理の熱力学、電磁気学の範囲を、微積を利用して勉強します。
本: マセマ「熱力学キャンパス・ゼミ」
本: マセマ「電磁気学キャンパス・ゼミ」
この授業は、微積をちゃんと理解していないとついていけなくなると思います。
PHYS-231
内容: 光や波動、相対性理論など、量子力学の範囲
感想: こちらの授業は、高校物理の範囲を超えています。また、解くのが難しい微分方程式等も多く出てくるため、割と公式を教えられて終わることが多いです。
本: 教科書を読みましょう。
光子だの、電子だの、原子核だの、小さい世界をみます。わりと日常生活で体験する現象を説明できたりするようになるので、面白いです。
教科書に関して
もし、以下のような教科書を使っているのであれば、例題の解説が乗っているページがあります。
教科書名: "Physics for Scientists and Engineers"
こちらのページです: Physics is beautiful
お使いください。
終わりに
大学レベルの物理では、微積が当たり前のように出てきます。
微積が心配な方は、物理の勉強に加え、数学の勉強も欠かせません。
DVCの数学対策をしたい方は、"DVC Math 攻略"というページもあります。
逆に、数学ができれば、物理は簡単にできますので、しっかり対策しましょう。