意外と簡単!?携帯電話番号はそのままでキャリア変更 in US
はじめに
アメリカに留学中の皆さんは初めに留学エージェントや語学学校から紹介されたキャリア(通信会社)や日本から契約可能なH2O Wireless Japanなどを契約すると思いますが、$30からのプランが多く月々の料金が高いと感じるかもしれません。
留学生活が始まったあとは、現地の銀行のアプリや学校のStudent Portalなどのログインでワンタイムパスコードを受信する必要性や友人との連絡先などを考慮して、電話番号を変えずに価格の安いキャリア(US MobileやMint Mobile)を変更したいと思う方も多いと思います。
キャリアの会社にもよりますが、意外にサクッと変更できるので、この記事では『H2O Wireless JapanからUS Mobileへの番号保持&キャリア変更』を例にその方法について紹介します。
始める前の注意点&備考
- 現在のプランの契約締日から余裕を持って始める
- そもそも乗り換え可能か確認
- 乗り換えする際は、番号を保持したまま移行できるか(現在のプランの制約の有無・SIMロックではないか等)、契約期間、解約手数料などを調べてから進めていきましょう
- SIM・eSIMについて
- eSIMだと端末に内蔵されるためSIMカードが郵送されるのを待つことなく発行手数料が無料あるいは割引になることが多い
- 自身の機種がeSIM対応か確認 (eSIM対応機種の詳細はこちらを参照)
- 新規プラン申し込みの手続きの際には端末識別番号(IMEI)という項目があるが、eSIM対応機種にはこの識別番号が物理SIMカード用とeSIM用の2種類が存在する
- キャリアの選び方
- カバーマップを確認して自分にとって都合の良い回線で選ぶ
- Free TrialやDiscountなどの有無
- タブレット端末やスマートウォッチでのデータ使用をしたいか
- 所要時間について
- eSIMの場合かつ電話のカスタマーサービス等が混んでいなければ、最短1〜2時間程度で解約・移行手続きまで全て完了できる
- SIM郵送の場合は数日
- カスタマーサービスについて
- US Mobileのカスタマーサービス (チャット)は24時間対応のため意外と早い
日本人留学生に人気のキャリア
留学で一番最初によく使用されるキャリア
- H2O Wireless Japan
- 日本から契約可能
- 価格は$30~
現地で人気の低価格なキャリア:約$10~15から利用可能


手順 (H2O Wireless Japan → US Mobileの例)
必要な情報
- IMEI or IMEI1 (物理SIMカード用の識別番号) または、IMEI2 or Digital IMEI (eSIM用の識別番号) → スマホの設定などから確認
- eSIM対応機種の場合はIMEIとIMEI2があるので間違えないように注意が必要
- アカウント番号 → カスタマーサービスに電話して聞き出す
- PIN番号 → カスタマーサービスに電話して聞き出す
手順
- H2O Wireless Japanの契約の締め日を確認
- クレジット引き落とし日の前日までに移行完了を目指す
- US Mobileでアカウントを作成し、プランに加入 (一部のプランでは30日間のFree Trialあり ※2025年4月時点)
- SIMカードが必要な場合は注文
- eSIMだと無料 (※2025年4月時点)
- H2O Wireless Japanのカスタマーセンターへ電話
- 電話番号:+1 877 890 5001 (※2025年4月時点)
- 営業時間:平日 12:00PM-8:00PM (東海岸時間、休日祝日を除く)
- 案内に沿ってオペレーターと繋がる (日本語オプションあり)
- 携帯電話番号を保持したまま他のキャリアに乗り換えるため『アカウント番号』と『PIN番号』を聞き出す
- 『アカウント番号』はオペレーター側の操作で自身のTextへ送信される
- 『PIN番号』は直接聞く
- この際に『新しいキャリアでのActivateが完了すると自動的に解約になる』と説明あり (※2025年4月時点)
- 移行先に必要情報を記入&プランを選択してActivateする
- ここで端末の識別番号 (物理SIM用のIMEI または eSIM用のIMEI2)、アカウント番号、PIN番号が必要
- 数分から数時間後までに、新しいキャリアで使用できるか、古いキャリアが確実に解約されたかを確認
- 移行が完了すると、US Mobileのサイトかアプリにログインすると自分のデータ使用状況が見れるようになる
- H2Oの場合は新しいキャリアで電話番号が移行された時点で自動的に解約 (2025年4月時点)
- Port Out (解約手続き) したのが本人であるかというText Messageがくる
Optional
- 日本とアメリカのSIMを両方入れておくデュアルSIMを活用する (iPhoneの場合、公式ページ)
まとめ
番号をそのままでキャリアを変更する手続きはかなりスピーディーにでき、特にモバイルデータ通信料が少ない人については、格安キャリアを使用することで長期的にはかなりの節約ができるのでおすすめです。