新入生必見! メジャー別、編入のための課外活動 <Mechanical Engineeringメジャー編>
I. 課外活動とは?
課外活動とは学校内外問わず、学業以外の活動で、学生の人としての成長に役立つような活動のことです。この活動での経験が、編入出願のエッセイ (PIQなど)を書く上で役に立ちます。
つまり、課外活動に対する理解はコミカレ生にとって編入を目指す上で非常に重要と言えます。
PIQについての詳しい記事はコチラ
この記事では主にMechanical Engineeringを専攻している人で、編入のための課外活動を何かしたいけど何をしたらいいのかがわからない人に向けて学校内外でのおすすめの課外活動を紹介しています。
II. 学校内でのおすすめ課外活動
まず初めに挙げられるのが、DVCにあるEngineering関連のクラブに入ることです。
クラブに入るメリットとしては、次のようなことがあります。
- PresidentやVice President, Officerなどの役職に就くことで、クラブの中心的役割を担い、リーダーシップや発想力、専攻に関する学びも深めることができ、非常にいい経験ができることが期待できる。
- PIQを書くうえで、強い要素になる!
- クラブに入ることで、自分の専攻と近い友達を作る機会が増える。
- 情報共有や授業に関する質問もできて良いライバルと出会える!
① Science and Engineering Club (SNES)
このクラブはDVC最大のEngineering系のクラブで、月一回のミーティングにてプロジェクトなどの概要などを配信しています。
秋セメスターでは、生徒が希望の環境問題に対抗するためのプロジェクトを発表し、投票で取り組むプロジェクトを選抜します。春セメスターにクラブ全体でそのプロジェクトの制作に取り掛かり、完成したシステムをテストするという実践性の高いクラブです。
Engineering生としてはとても取り組みやすく、経験が素早く積み重ねられる課外活動です。

②Women In Science and Engineering
このクラブはDVCの生徒に交流の場やエンジニアリング関係のリソースなどを提供してくれている、部員が主に女性のクラブです。もちろん男性でも大歓迎。過去にはゲストを招き講義を開いてもらう、LinkedInのワークショップを開く、DVC付辺の会議に出席するなど、様々なアクティビティを開催してきました。
クラブとしては、「真剣かつ愉快なコミュニティを築く」を主な方針としています。
General Meeting (一般参加者向けのオープンイベント) ではコーディング、工作、クイズ大会などを開いており、気楽に参加できるクラブとなっています。

クラブ活動成功のTips
このようなクラブ活動に入る際に知っておくべきことが2点あります。
- 応募から面接、その先の活動まで全て英語でのコミュニケーションになります。成果を出すためには、アプライから日々の活動で時間と労力をかけて準備することが大切です。
- 毎週の活動や運営ミーティングなど、一定時間のCommitment (参加責任)が求められます。忙しい週も多々あるので、学業と両立するための努力と工夫が必須です。
実際にイベントに参加して、自分に合うか確認したり事前に話を聞いたり、応募要項を確認しておくと良いでしょう。
③Engineering関連のクラスのチューター
クラブ以外の学内課外活動として、Engineering関連の科目のチューターになることが挙げられます。Math、Physics、Chemistry、Engineering、Computer Scienceなどの科目が含まれます。
チューターになることで自分の専攻の科目でさらに理解が深まることに加えて、給料(時給17ドル)も発生するので一石二鳥となること間違いないです。
さらに、チューターでの活動は編入出願などのエッセイにも書くことができます。実際に同カレッジの先輩でもチューターの経験についてのエッセイを書いている人もいるので、とてもおすすめの課外活動です!
III. 学校外でのおすすめ課外活動
①ハードウェア系のハッカソンやプロジェクト
プログラミング主体のハッカソンだけでなく、ハードウェア開発を伴うコンペにも参加すると、ME専攻ならではの強みを活かせます。
例えば、
- Hackaday Prize(ハードウェアプロジェクトの国際コンテスト)
- Make: Japan のプロジェクトイベント(DIYエンジニア向けのものづくりイベント)
これらのイベントでは、機械設計・製造プロセス・組み込みシステム開発のスキルを実践的に学べるため、非常に有意義な経験になります。
②技術ブログやQiitaでの発信

Qiitaをはじめとする技術系の情報発信サイト・プラットフォーム上で自分が学んだことを記事にして発信するのも、立派な課外活動です。
例えば、
- 大学の授業や研究で学んだことをまとめる
- 個人プロジェクトで作成した機械設計や回路設計の手順を解説する
- ソフトウェアツール(MATLAB、SolidWorks、Fusion 360 など)の使い方を紹介する
このような記事をQiitaや技術ブログに投稿することで、アウトプットの経験を積み、企業のエンジニアからフィードバックをもらえることもあります。
また、これらのウェブサイトでは、主に日本語でやり取りが行われています。まだ英語力が不安という方には、自身の勉強にも課外活動・アウトプットにも良い選択肢になると思います。
IV. 最後に
最後に、いろいろな課外活動を紹介した上で注意しなければいけないことがあります。
それは、、、
たくさん課外活動をやれば最終的になんとかなるだろう
という考え方で、これはよく新入生が陥りがちな誤った考え方です。
エンジニアリングの例ではありませんが、UCBの最難関学部にたったの9個だけの課外活動(最大20個中)しか書かなかったにも関わらず合格をもらった先輩も見てきました。
Essayのための課外活動において一番大切なことは、ただやるだけではなく、自分の成長につながるような活動にすることです。
この考え方を持って普段から活動に取り組んでいると、自然と最後には中身の詰まった濃い体験となり、出願エッセイなどにもその活動でどう自分が成長したかを明確に書くことができると思います。
またそれだけではなく、自分が所属したコミュニティを通じて得た価値観や新しい人との出会いなど、様々なものが課外活動では得られます。
エンジニアリング専攻にとっては高いGPAはもちろん必要ですが、周りと差がつく課外活動の経験があるとより一層編入に有利になります。自分がいいなと思ったコミュニティや活動があれば積極的にチャレンジしましょう!