【大人への旅路 第6話】留学生活 〜 Haasへの出願 〜
はじめに
こんにちは!
アメリカの大学に通う留学生でもあり、10万人超えのフォロワーを抱える話題の留学系インフルエンサー「さのふみ」の留学生活の全てをインタビューしました!
留学を志して、明治大学を退学。海外大進学の準備校であるNICに入学したさのふみ。第6話では、Haasへの出願について迫ります。
プロフィール
名前:さのふみ
年齢:25歳
出身:名古屋
カレッジ:Diablo Valley College
専攻:Business
経歴:明治大学中退 → NIC International College → (社会人) → Diablo Valley College
座右の銘:気力、体力、時の運
変化
留学の1年目が終わる頃、TickTokのフォロワーは5万人を達成。
自分のスキルをもっと磨きたいし、どこか違う居場所でも生かしたい。
日本人の学生団体に入ることを決めた。日本人とガッツリ関わることをしていいのか、初めは少し躊躇していたが、それ以上に、SNSで得たスキルを実用的に使えるか実践してみたかった。
最終的に自分の最も得意なSNSの担当として、加入することが決まった。
三学期
この学期を一言で表すと「激務」
学業はもちろん、編入のための出願準備に学生会や課外活動、そして、SNSのオフ会を開くなど挑戦の連続だった。
学業面では、2個目の数学の授業に追い詰められていた。全て激ムズで、最終の成績は88%でBとなってしまった。
成績が下がってしまったのはバークレーを目指す上では痛手であったが、いろんなことに取り組んできたという自信があったから、あまりクヨクヨせず、すぐに気持ちを切り替えて次に進むことにした。
SNS活動やエッセイで頑張ろう。気持ちを切り替えた。
出願準備
University of Calforniaの編入の出願の締め切りは11月末。
僕はUniversity of California Berkley の Haasを目標に必死に頑張ってきた。
それまでにPIQ (Personal insight essay)という自身がしてきたことや自分の人柄を示すためのエッセイを書かなければいけない。一般的に書き始めるのは8月から9月。しかし、なんと僕がはじめたのは11月の頭。
書きながら迷うのが嫌だという気持ちもあり、ギリギリに始めた。
今、考えるとバカな話だが、激務だとわかっていながらも10月にはSNS活動の仲間たちと、LAで500~600人規模ハロウィンパーティーの主催をしていた。でも、これも経営について考えるのにいい勉強になったから後悔はしてない。
そして11月から、PIQに取り掛かった。PIQを書くには自己分析が不可欠。でも、普段から自分の感じた事や行動を分析するのが好きな性格であったため、PIQで自分を表現するのはそんなに難しいことではなかった。
とはいえ、エッセイを書くうえでどのエピソードを使うのかについてはとても悩んだ。大学を中退してからアメリカに来ているため、周りの人と比べると、年齢的にも人生経験が多かったからだ。
Personal Insight Questions(PIQ)には、出願する専攻の志望理由のエッセイと、7つのお題から3つを選んで自分の人柄を表すエッセイを書く必要があった。それぞれ350語以内でまとめる形式だった。選んだトピックは Leadership、Talent、Community Service の3つだった。
Business専攻を志望する理由:大学で何を学び、将来どんな経営者になりたいのかを書いた。経営者としての具体的なビジョンや、それを実現するために今どのように準備を進めているのかを詳しく説明した。
Leadership:明治大学時代に打ち込んだトライアスロン活動について書いた。全国大会出場までの道のりで学んだリーダーシップや、チームの目標達成に向けた努力が中心だった。
Talent:SNS活動を通じて得た戦略づくりやデータ分析のスキルについて述べた。フォロワーの増加に成功した具体例や、それらのスキルを将来どのように活用するかも書いた。
Community Service:フォロワーや留学生への影響力について触れた。特に、留学生が新しい環境に適応する手助けをするためにどのように励ましていたのかを書いた。
4学期
僕が志望したHaasは競争率が非常に高い。
通常の出願が11月に終わった後、1月にHaas出願者のみにビデオ面接や追加エッセイを提出することになっている。その冬はめちゃくちゃ忙しかった日本でのオフ会の開催が終わった後、1月はひたすら選考に必要な物を仕上げていった。
全ての出願のプロセスが終わってから、もし落ちたらと考えるようになった。出願する時、姉からはHass以外には出すだけ出して後から考えたら良いと言われていた。
もしHaasに落ちたら、、、UCLAかUCIにいくのか。
考え抜いてだした結果は
やっぱり
Haas 以外にはいかない。
僕にとって、Haasは場所も集まる人も特別だから価値がある。
UCLAやUCIに合格できたら嬉しいけれど、学業で時間が取られる。
本当に自分にとって価値があると思える大学以外で過ごすよりは、少しでも早く家業に戻って経験を積みたいという考えがあった。
そう決断して、合格発表の4月19日を待った。
第7話へ続く、、、