【合格体験記】Cognitive Science - UCSD - Naoko - DVC

はじめに

今回はCognitive Science専攻でUCに出願し、見事UCSD(世界大学ランキング34位)に合格した先輩について紹介します!

Cognitive ScienceはUCの中でも人気な分野で、2023年において合格率がそれぞれのキャンパスで

UC Berkeley(Cognitive Science:28%)

UCLA(Cognitive Science:34%)

UC San Diego(Cognitive Science:81%)

となっています。

その中で合格をもらった先輩に合格の秘訣を教えてもらいました!

その他の年度、キャンパス、メジャーの合格率が気になる方はこちらを参照してください!

Geisel Library (UCSDのシンボルの図書館)

プロフィール

名前:Naoko

専攻:Cognitive Science

出願先と専攻(結果):UCSD, Cognitive Science(合格

           UC Berkeley, Cognitive Science(Wait List

           UCLA, Linguistics(合格

           UC Irvine, Cognitive Science(合格

           UC Santa Cruise, Cognitive Science(合格

           San Jose State University, Software Engineering(合格

進学先:UCSD, Cognitive Science

今のキャンパス・大学を選んだ決め手:UCSDにはCognitive Science専攻の中でDesign and Interactionというコースがあり、UC系列の学部としてはDesignやHuman-Computer Interactionにフォーカスして学べる唯一のプログラムだったため、UCSDを選びました。UCSDは世界で初めてCognitive Science Departmentを設立したので、設備も教授陣も充実しているため。

入学学期:Fall 2022

卒業学期:Spring 2024

出願時GPA:4.00

DVCで取った授業

(左から、科目・授業番号・単位)(成績は全てAのため省略)

Fall 2022

ENGL122AL5
MATH1925
IDSGN1203
PSYCH1013

Spring 2023

MATH1935
MATH1424
ENGL1263
PSYCH1303
COMSC1104

Summer 2023

COMM1203
MATH1943
PSYCH2303

Fall 2023

MATH1954
COMSC1654
PSYCH2153
PHILO1703
ENGL1243

Spring 2024

COMSC2004
COMSC2104
PHYS1103
PHYS1111
MUSIC1173
COMSC2604

各科目の対策

  • English

  いい教授だったので、課題をこなしてわからないところを聞く程度でした。Engl-126は大変でしたが、オフィスアワーに通って不安なところを聞いたり、完成度を上げていました。

  • Math

  1、2学期目のMath-192、193は高校時代に数Ⅲでやっていました。Math-142は関数電卓の使い方などを学ぶ程度で、そんなに難しくはなかったです。SummerにはMath-194と他の授業も含め9単位取り、期間が短かったので大変でしたが、スタディセッションなどに参加して頑張っていました。Math-195は教科書を読んで勉強し、テストだけ対面でした。テストは新しく学ぶところも多かったので対策をしました。個人的にはMath-194の方が簡単でした。

  • Computer Science

  日本語でもひたすら調べながら頑張っていました。課題の成績比重が重かったので、課題を重点的にきっちりこなすことを意識していました。

  • Psychology

  教科書やスライドで勉強しながら、ケーススタディリサーチメソッドについて学ぶプロジェクトの課題に取り組んでいました。心理学は暗記ベースかと思いきや、実際に手を動かしたりアウトプットすることが多かったので楽しかったです。

IGETCは取っておいた方が有利だったので、全部取り切ってから卒業しました。上限の19単位など、ギリギリ詰めて取っていた学期もありました。

コミカレ生の授業計画の立て方について書いた記事があるので、興味があればそちらも参照してみてください!

コミカレ生の授業計画の立て方

目次 始めに授業計画を立てる準備ステップ2:取るべき授業を知る授業計画を立てるCSメジャー (春入学2年半)CSメジャー (秋入学2年)Businessメジャー (秋入学2年) ver1Busi…

主な課外活動とどのように見つけたか

DVC

  • JA活動 Academic

 →日本人のサポートメイン。Webサイトを作ったりしていました。

  • ISC
  • Art Club

 →この二つでは広報のデザインなどをしていました。

  • 日本語TA(チューター)

などコミュニティ作りで色々動いていました。

高校卒業〜DVC入学

  • アルバイト
  • サマーキャンプの引率
  • 塾の先生
Engineering Building (斜めの家とガラス張りで空に溶け込んだ壁が有名)

合格のために勉強面で頑張ったこと、苦労したこと

NIC

一番苦労したのは、NIC時代です。リサーチペーパーの書き方やプレゼンの仕方などを学びました。1番上のクラスに入って、大変ではありましたが1つ1つ頑張っていました。

※NIC:NIC International College in Japan

DVC

特別何かをしていたというわけではありませんが、変なヘマをして成績を落とすということはないようにしていました。タイムマネジメントの点では、オフィスアワーを有効活用したほか、授業の合間に授業の課題のTo Doに入っているものを消化したり、リサーチペーパーなどの時間がかかる課題は逆算して計画的に、余裕を持って終わらせられるようにしていました。

Cognitive Scienceは新しい分野で、編入出願するキャンパスごとに必修科目がバラバラで、第一志望のUCSDと滑り止めのUCI, UCD, UCSCなどで履修科目を調整して取り切るのが大変でした。結果的に、2年で90単位(3年分)の単位を取る羽目になりましたが、色々勉強できたり人と知り合えたりで、今では良い思い出です。

合格のために勉強以外で頑張ったこと、苦労したこと

DVCに入る前から課外活動については考えていたので、課外活動を積極的に行なって、いろいろな人と繋がる機会を作っていました。また、日頃取り組んでいる活動がどうPIQに活かせるか把握して考えるために、日記のように課外活動記録を書いていました。いろいろな活動をしていましたが、頑張っていたというよりは楽しいからやっていました。

Application提出〜合格発表〜学期開始までの過ごし方や準備、心得

Application提出〜合格発表

Applicationを出した後、冬は一息ついて休みました。最後の学期はラボを取っていたこともあり、成績を落とさないように頑張っていました。最後の学期も上限である19単位をとっており忙しかったので、合格発表まであまり不安を感じる暇はありませんでした。

【合格発表〜学期開始】

合格者がやらなきゃいけないことが多かったので、それらを順番に、抜けがないようにやっていきました。予防接種が多かったのですが、冬に帰国した際に早めにやっておいてよかったです。

また、NIC、OCC、DVCの3箇所分の成績表を提出しなければいけなかったのも大変でした。IGETCの修了書をDVCで発行してもらう際、コミカレ3箇所分を処理するスタッフのミス・勘違いでIGETCを満たせていないことになっているというトラブルが発覚しました。在学中お世話になっていたアカデミックカウンセラーにも協力してもらいなんとか解決できましたが、連絡や訂正に時間がかかりIGETCをUCSDに送るのがギリギリになってしまいました。

以前、「UC San Diego 合格から編入学までの手続き」という記事も書いているので、気になる方はぜひこちらを参照してください!

Sun God Statue (サンディエゴに住んでいたアーティストが作った太陽神の像)

エッセイを書いたときに意識したこと

自分がやってきたことを中心に、なぜそれをしたいと思ったか、それから何を得たかなどということを書きました。1番伝えたいことは消さずに、自分の納得のいくようにということを意識していました。日本語で書いたものを先輩に見せてアドバイスをいただきながら、20回ほど書き直しました。

また、PIQに書いた内容の英語を逐一準備し、英語教授、コミカレのカウンセラーUC AdmissionがDVCで訪問相談会をしている機会を有効活用して、これで読み手に伝わるか、英語の伝え方が変ではないか確認してもらいました。PIQを書いていた学期も履修しなければならない科目数が多く、学業・編入準備・課外活動のバランスを取るのが大変でしたが、うまく時間を使って書いていました。

【提出したエッセイ】

  1. Major(Cognitive Science)
  2. Leadership
  3. Community Service - JAの活動について
  4. Beyond - 自分が留学に来るまでの経緯、成長について

後輩たちへのアドバイス

State of King Triton (UCSDのマスコット)

留学に来ている限り、成績を落としてしまわないように、学業面を大事にしてください。編入面で有利になりますし、学業面を大事にすることを意識していれば、きっといい留学になるのではないでしょうか。

大学生活にはたくさんの機会があるので、ぜひ積極的に課外活動にも取り組んでいろいろな人に会ったり、自分の挑戦人間関係を大切にしてください!

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