【大人への旅路 第4話】留学までの道のり 〜 NICでの1年 〜
はじめに
こんにちは!
アメリカの大学に通う留学生でもあり、10万人超えのフォロワーを抱える話題の留学系インフルエンサー「さのふみ」の留学生活の全てをインタビューしました!
留学を志して、明治大学を退学。海外大進学の準備校であるNICに入学したさのふみ。第4話では、NIC時代の英語学習や留学準備について迫ります。
プロフィール
名前:さのふみ
年齢:25歳
出身:名古屋
カレッジ:Diablo Valley College
専攻:Business
経歴:明治大学中退 → NIC International College → (社会人) → Diablo Valley College
座右の銘:気力、体力、時の運
NIC
NICに入学してすぐにクラス分けテストがあった。
英語のレベル別で6クラスに振り分けられる。僕は英語はしゃべれないし、一番下のクラスからスタートと予期していた。
しかし結果は、上から3番目のクラス。こんなに自分が高い点数をとるとは思っていなかった。
授業初日、クラスメイトに圧倒された。
英語ペラペラなクラスメイト達
...... イギリスへの留学経験あり
...... カナダへの留学経験あり
...... 外国に住んでいた人
しかも、みんな年下。18~19歳たちと22歳の僕。
入学して間もない頃、ある授業で本の要約をすることがあった。
メンバーはみんなスラスラと話し終えて、最後、いよいよ僕の番になった。
話すけど、うまく伝わらない。
めっちゃ焦る。まだ5月で涼しいのに、自分だけ額に緊張の汗が、、、
そんな様子を見た一人のクラスメイトから
"Why are you so sweating?” (なんでそんなに汗かいてるの?)
聞かれたけど、うまく答えられなくて、さらに焦る。そしてもっと汗が止まらなくなる。
こんな感じで僕のNICでの英語の勉強が始まった。
英語の伸びは自分の努力次第。
「学年で一番、英語力を伸ばそう」
誰よりも一生懸命勉強した。
中でも、僕が今でもずっと続けていること。
「俺なり単語帳」
場面別にフレーズ集を作って、まとめて通学中に覚えて、授業で覚えたことをアウトプットする。この繰り返し。
(TikTokでの「俺なり単語帳」の紹介はこちら)
NICで僕は英語を大きく成長させ、留学に向けて準備を進めていった。
NICでは11月頃に進路決定をする。目標とするUC Berkeleyに1年次入学するのは、非常に難易度が高いという現実があった。一番大きな原因は、公立大学だから州在住の学生が優先される点。だから、一旦カリフォルニア州内の2年制のコミュニティカレッジに入って3年次から編入するという制度を選んだ。そして、UC Berkeleyへの編入率が最も高いDiablo Valley College入学に目標を定めた。
入学して半年後、秋頃に受けた英語試験のDuolingoでは110〜120点くらい取れた。Diablo Valley Collegeに入学する基準は一発クリア。
英語学習に全力で励んでいたが、楽しい思い出もある。NICの学内イベントではクラスTシャツを作ってクラス対抗スポーツなんかもあった。
余談だが、クラス全員の小さい頃の写真をTシャツにプリントすると聞いて、僕は実家にあった写真を真面目に選び、きちんと提出した。しかし、思っていたのと違う仕上がりで「ちょい気まずい22歳」が誕生してしまった。
NIC 卒業
誰になんと言われようと、この代のNIC生で、入学時と比べて英語力を一番伸ばしたのは僕である。これは同期にも言われた。
英語の自信ゼロだった僕は学年末のリサーチペーパーではクラス最高点を取り、僕のNIC時代は幕を閉じた。
NICを4月に卒業し、8月に渡米するまで期間、僕は家業に携わった。ほかの社員の方と同様に営業や名刺配りに励む日々。将来、社長業につくことも見据えて、東京、大阪支社に出向いた。
この留学前の社会人としての経験は、とても貴重なものとなった。ぼんやりとしていた自分のビジョンが少しずつ明確になり、どんなことを学びたいのか、そして僕には何が必要なのかが徐々に見えてきた。
そんなギャップタームを経て、いよいよアメリカへの留学生活が始まっていった。
第5話へ続く、、、